立川のラーメン店「ぱたぱた家」(立川市羽衣町2)が7月23日、「らーめん ぱったぱた」に改名して新装オープンした。
同店は2020年4月にオープンした家系ラーメンの専門店。店主の丸田拓馬さんは青森県むつ市出身。大学在学中に家系(いえけい)ラーメンのおいしさに魅せられ、卒業後に立川市内のラーメン店に就職。7年間の勤務を経て、2020年4月に羽衣町に「ぱたぱた家」を開業した。丸田さんは「町名の羽衣町にちなんで、まずはここから小さな鳥が羽ばたくようにやっていこうと『ぱたぱた家』と名付けた」と振り返る。
3年目を迎えた今年、同名で既に商標登録していた都内の飲食店より連絡を受けた丸田さん。家系の枠にとらわれず、もっと飛んでいける感じをイメージして「らーめん ぱったぱた」に改名した。
家系ラーメンは、神奈川県横浜市発祥で豚骨しょうゆベースで太いストレート麺が特徴。同店では、「豚骨の濃厚さを残しつつも臭みがなく女性でも食べやすいスープ、薫製仕立てのつるし焼きのチャーシューと、生からゆでた国産青菜にこだわっている」と丸田さん。「ライスはお代わり自由なので、卓上の辛子高菜や辛いニンニクと一緒におなかいっぱい食べてもらえれば」とも。
メニューは、「ラーメン」(800円)、「チャーシューメン」(1,000円)、「ミニラーメン」(750円)、「夏期限定 柚子(ゆず)つけ麺」(900円)、「ライス」(100円)、「ミニ丼」(250円)など。
新しいロゴデザインはSNS上で投票により決めた。大きな光る看板とのれんにロゴをあしらい、店頭のイメージも刷新。役目を終えた「ぱたぱた家」ののれんには「ありがとう」「控えめに言って神」「これからもよろしく」とファンの寄せ書きが並ぶ。
「『立川と言ったらここ』と言われるラーメン屋になりたい。お客さんを楽しませながら、10年、20年続く店を目指していきたいので、変わらず『ぱったぱた』を愛してほしい。来たら後悔させない、おいしい豚骨ラーメンを作っていくので、足を運んでいただければ」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~15時・17時~21時(日曜は15時まで)。