立川の「錦第二公園(通称=オニ公園)」(立川市錦町1)で2月3日、「節分豆まきオニ退治&お菓子くばり!」が開かれる。主催はNPO法人「ダイバーシティコミュ」(錦町1)。
つながるごはんのおやこ食堂では、ピアポート団体の協力でイベントも併催する
同NPOは、東京都福祉保健財団の「子供が輝く東京・応援事業」の助成金を利用し、「ピアサポートおやこ食堂 つながるごはん」を運営している。発達凸凹児(発達障がいのある子ども)、食物アレルギー児、多胎児、ひとり親家庭、未就園児、地域の多世代ごとの同じ悩みや課題を持つ親子を集めた6グループを対象に、弁当配布やサポート団体との交流会などを月2回開催。今回、この活動を一般に広く知ってもらう目的で広報イベントとして開く。
同イベントは、地域の子どもたち(小学生以下)が対象。同園内で逃げ回っている鬼に豆を当てて豆まきを楽しみ、参加した子どもたちには菓子を進呈。菓子は、イケア立川、エミリーフローゲ、立飛ホールディングス、錦商店街など、地域の企業や店から寄付で集めたものを配る。同園のシンボルでもある赤鬼の滑り台の前で鬼との記念撮影もできる。
同NPOの石橋由美子さんは「ピアサポートおやこ食堂は、マイノリティーの育児の悩みを持つ親子を集めてつなげる活動。始めて3年近くになるが、まだまだ一般への周知が足りず支援の手が届いていない。イベントを通して少しでも多くの方に活動について知ってもらい、その方の周りにいる当事者に伝えていただき、参加者を増やしたい」と意気込む。
「最近の子どもたちは、コロナ禍ということもあり日本の伝統行事・文化・昔遊びを体験する機会が減っている。この活動の広報イベントではあるが、地域の子どもたちに参加してもらうことで、伝統行事や文化を大切にする心の育成の一助となれば。小学生以下の子どもなら誰でも参加できるイベント。友達と一緒に遊びに来てもらえれば」と呼びかける。
開催時間は16時~18時。参加無料。当日同園内で先着順に受け付ける。お菓子がなくなり次第終了。