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多摩動物公園で「サマーナイト」 夜の動物の魅力を飼育員が伝える企画も

座って休むキリン

座って休むキリン

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 多摩動物公園(日野市程久保7)が8月5日から、「サマーナイト@TamaZoo2023」を開催する。

サマーナイトのポスターデータ

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 開催日は通常の開園時間を3時間延長し20時まで営業する。昼間とは異なる夜間の動物や昆虫などの様子を観察できる同イベントは2008(平成20)年から「サタデーナイト@TamaZoo」として始まった夜の動物園を散策できる恒例の夏イベントになっている。

 夜の動物の行動や生態をテーマに、飼育担当者だけが知っている夜の動物の不思議が聞ける「夜のキーパーズトーク」、暗くなった園内の上空を飛ぶ野生のアブラコウモリを観察し、その生態を学ぶ「コウモリウオッチング」など、夜の動物園の魅力を伝えるプログラムを用意する。昨年までは感染症対策のため、控えていた特別プログラムで4年ぶりに復活する。夜も活動している昆虫を間近でしっくり観察したり、触ったりする「夜も虫となかよし」や150周年記念事業の一環で行った募集企画「都立公園で、あなたのやりたいことかなえます」で選定され実現した「パークピアノ」も園内で実施する。

 期間中、「多摩Zoo冷やし塩ラーメン」(950円)、ノンアルコールのカシスオレンジの「多摩の夕日」(550円)をアフリカ園サバンナキッチンで販売する。

 「普段はあまり動物園に行かない方にも夏休みを機会に来園、夕涼みしながら非日常を楽しんでいただければ」と同園担当者。「座って休むキリンは必見。日中は座って休むことはほとんどないが、夜になると座って休む様子を観察できることがある。野生のフクロウの声など、園内に生息する野生の動植物も見どころ」と注目ポイントについても話す。

 サマーナイト企画は8月19日までの土曜、日曜、祝日に行う。開園時間は9時30分~20時(入園は19時まで)。入園料は、一般=600円、中学生=200円、65歳以上=300円、小学生以下、都内在住・在学の中学生無料。

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