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立川にスケートパーク「ムラサキパーク立川立飛」 プロスケーターも利用

競技で使用可能なフルコンクリートの屋内スケートパーク

競技で使用可能なフルコンクリートの屋内スケートパーク

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 屋内外スケートパーク「ムラサキパーク立川立飛」(立川市泉町)が立川にオープンして、8月15日で1カ月がたった。

スケートボード歴約30年の店長ムラサキパーク立川立飛店長 谷克彦さん

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 屋内スケートパークの延べ床面積は945平方メートルで、冷房完備。両端にアールやバンク、内側にレール、マニュアル台、ミニランプなどのセクションを設置。東京五輪日本代表監督の西川隆さんをはじめ、同大会スケートボード競技のコース施工担当者、ムラサキパーク東京(足立区)の施工担当者からアドバイスを受け施工。フルコンクリートで施工したため競技会場としても利用できることから、オリンピック強化選手や有名BMXライダーも利用する。屋外スケートパークには、世界大会でも使われているものと同等の高さ4.2メートルあるバーチカルランプを設置するほか、初心者でも安心して滑れるフラットスペースもある。

 スポーツ用品店「ムラサキスポーツ」も併設し、スケートボード用品だけでなく、BMX、スノーボード、サーフィン、関連アパレルやシューズなどを販売。スケートボードコーナーやBMXコーナーは、現役プロのスタッフが商品構成を担当するため、ストリート、パークスタイル、バーチカルなど、さまざまな種類があるだけでなく、滑りに関する悩みに対応できるラインアップとなっている。

 同施設店長の谷克彦さんは「オープンして1カ月だが、西東京エリアに住む利用者だけでなく、昨年閉店してしまったムラサキパーク東京の利用者も来てくれて大変盛況。コロナ禍に個人で楽しめるスポーツであることからはやったことや、東京五輪で日本人メダリストが誕生したことで、スケートボードがブームを超えてカルチャーとして定着したと実感している。屋根と冷房付きのフルコンクリートパークは関東最大級。有名選手も来るため、たまたま居合わせた利用者が驚いたり喜んだりしているところを見ると、地域活性に貢献できたのではと思う」と話す。

 谷さんは「私たちの理想として目指すムラサキパークは、遊び場としての公園。スケートボードやBMXだけじゃなく、ダンスや音楽イベントなどさまざまな方が集まるようなイベントなどを開催することでコミュニティーができ、そこで情報共有などもできるような集いの場を目指していきたい」と意気込む。「スケートパークとしては、ビギナーや買い物に来た方にも気軽に楽しんでいただけるよう、レンタル用品やスクールなども用意している。スケートボードは、過去の歴史やカルチャー、バックグラウンドなどを知っていると、さらに楽しめる。気軽に遊びに来てスタッフとの会話を楽しみながら知識もつけてもらい、スケートボードライフをより充実させてもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は、パーク=13時~21時(利用は20時45分まで)、ショップ=11時~21時。平日入場料金は、1日券=1,100円、ナイトタイム(18時~)=880円、土曜・日曜・祝日は、1日券=1,650円、ナイトタイム1,100円。

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