「たちかわ妖怪盆踊り2023」が10月7日~9日の3日間、グリーンスプリングス(立川市緑町3)で開かれた。
立川での開催は2年目を迎えた同イベント。妖怪の仮装をした若者や家族連れでにぎわう中、生音の盆踊り、音楽ライブ、DJパフォーマンスが行われたほか、街区内には祭り屋台が並び、見世物小屋ショー、妖怪ディスコ、百鬼夜行などパフォーマンスなどで会場を盛り上げた。
「妖怪コンテスト」では、アマビエや「きつねの嫁入り」など個性豊かな妖怪が参加。優勝は沖縄の妖怪キジムナーに扮(ふん)した川崎市在住のミスターアップルさん。全身赤色の手作りの衣装の電飾が光り、注目を集めた。
初日のライブパフォーマンスでは、「イマジン盆踊り部」のステージを参加者が囲み盆踊りを踊った後、スチャダラパーが登場。昨年の同イベントに続き、7月の「たちフェス」でも同所を訪れたBOSEさんは「立川に近頃呼ばれがちだね。立川はいいところだし、住んでもいいかな。ある意味勝ち組」と話し、ANIさんが「いいイベントやるよねー立川」と返した。ヒット曲「今夜はブギーバック」で会場を盛り上げた。
3日目は雨天に見舞われたが、徐々に雨脚が弱まり、石野卓球さんの最終ステージでは芝生広場を妖怪姿の観客が埋め尽くした。水色のジャージーに妖怪盆踊りのオリジナルTシャツで現れた石野さん。テクノ音楽のDJパフォーマンスで会場を沸かせ、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌、昭和歌謡「妖怪にご用心」でフィナーレを飾った。