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昭島「麺や独歩」 正月の火災を乗り越え営業再開 新メニューも

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 「麺や独歩」(昭島市中神町)が3月1日、リニューアルオープンした。

「麺や独歩」魚介中華そば

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 同店は、魚介系しょうゆラーメンの専門店。元日に厨房(ちゅうぼう)から出火し、復旧工事のため2カ月間の休業を経て、営業を再開した。

 火災はぼやで消防隊員が到着した時には既に鎮火していたが、伝導過熱を避けるための工事に時間を要した。店主の井原英樹さんは「火災は本当にショックだったが、スタッフや家族、お客さんの温かい言葉や差し入れに助けられた」と振り返る。

 休業期間中に隣接する焼き肉店でチャーシューや弁当、油そばをテイクアウト販売すると、地域の住民や常連が訪れた。正月早々だったことから「年明け一発目のラーメンは独歩が開くまで食べない」という声も聞かれたという。

 休業中には新入社員のケイさんと、新メニューを開発。試作を重ね、ワンタンを各メニューに加えたほか、3月中には油そばのテイクアウトとデリバリーも始める。「ワンタンは肉汁と大きさにこだわった。肉種(にくだね)にゼラチンで固めたスープを加え、皮は鈴めん(昭島市郷地)に特注した。ジューシーな肉感とちゅるちゅるとした喉ごしを味わっていただければ」と井原さん。

 メニューは、魚介中華そば、鶏塩そば、つけそば、油そば(以上1000円)、わんたん魚介中華そば、わんたん鶏塩そば、わんたんつけそば、わんたん油そば(1250円)、特製魚介中華そば、特製鶏塩そば、特製つけそば(以上1300円)、極上魚介中華そば(1500円)、レディースらーめん(1200円)、お子様ラーメン(500円)、高級TKG(350円)など。

 「家族、スタッフ、施工会社の働きやお客さまの温かさに支えられて日常に戻れたことは、感謝してもしきれない。もう一度ラーメンと商売に向き合って、独歩のラーメンがお客さまの一日の力になれるよう心機一転頑張るので、近くの方は足を運んでいただければ」と呼びかける。

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