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東大和の創業チャレンジ施設に韓国料理店とスープ専門店 日替わりで出店

「スープ屋小枝」のスープ

「スープ屋小枝」のスープ

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 東大和市創業チャレンジ施設「チェレステ・ガーデン」(東大和市南街2)に、韓国料理店「KIKO’S kitchen(キコズキッチン)」(4月27日オープン)と、スープ専門店「スープ屋小枝」(5月7日オープン)の2店舗がオープンした。

「KIKO'S kitchen」のヤンニョムチキンライス丼(650円)

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 シーズプレイス(立川市錦町1)が運営する同施設は、東大和市と連携し創業希望者向けに実践を学ぶ場を提供し、併せて商店街の活性化を目指す。これまでにうどん店「うさぎ屋udon」などが卒業し、今回が4・5店舗目となる。今までは同施設のキッチンで1店舗のみが営業していたが、本年度は曜日ごとに日替わりで2店舗が営業する。

 キコズキッチンは、子どもも食べられる辛くない韓国料理を提供。店主の笠原喜子さんは韓国出身。子どもの頃から料理が趣味で、日本で韓国料理の店を開きたいと思い、韓国料理店で勤めた後に独立を決意した。同店では、韓国の田舎料理として親しまれるカンテンジャン「韓国の田舎風ビビンバセット」(880円)、「ヤンニョムチキンライス丼」(650円)、煮干しと昆布で炊いたご飯を使用した「キンパ」(500円~)、グルテンフリーで作られた「野菜チヂミ」(330円)などを販売する。

 笠原さんは「タレや味付けは全て自家製で、辛いのが苦手な人にもおいしく食べてもらえるよう、辛さを控えめにしたメニューをたくさん用意している。営業時間後でも、自分が店にいる時は20時まで対応するので、ぜひ韓国の家庭料理を食べに来てもらいたい」と呼びかける。

 スープ屋小枝は日替わりのスープを提供。店主の加藤千枝さんは管理栄養士として勤めた後、2023年にレンタルキッチンで週1回、スープ店を開業。スープは離乳食を始めた乳児から高齢者まで幅広い世代に対応でき、手軽に栄養も取れることから需要が見込めると考えた。同店では、東大和産の農産物を中心に使った具だくさんスープ「のうえんスープ」(300円~)を定番とし、ポタージュ系や郷土料理系の3種類を用意。ご飯とおかず2種にスープを1種選べる「バランスセット」(800円~)、米粉を使用したシフォンケーキ(200円~)なども用意する。

 加藤さんは「素材やだしの味を生かし、栄養バランスを考えたメニューを用意している。普段の食事に困っている方や健康的な食事を手軽に取りたい方はもちろん、夕食までのつなぎに軽く食事を済ませたい方にも気軽に利用いただければ」と呼びかける。

 スープ屋小枝の営業は火曜・金曜の11時30分~17時、キコズキッチンは火曜・金曜以外の11時30分~14時30分。

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