国分寺市制施行60周年を記念するイベント「60祭(60さい)」が7月20日、cocobunjiプラザ(国分寺市本町2)で開催される。主催は同市。
同市は11月3日に市制施行60周年を迎える。当日は、全国から募集した60周年記念ロゴとキャッチコピー、マンホールふたのデザインの応募作品合わせて291作品を展示するほか、市民投票で選ばれたそれぞれの作品の制作者に対し、表彰式を行う。当初は市民投票で選ばれた作品の表彰式を単独で行う計画だったが、多くの人に見てもらうことで60周年に向けた気運醸成につなげたいという。「情動、共感性に寄せて考え、皆さんのハートを射止めることができた」とキャッチコピー「この街が好き、ずーっと一緒。」を考案した鮎川郁夫さん。国分寺産の農作物「こくベジ」のマンホールふたのデザインで選ばれた岡橋明さんは「自分が描いたデザインが実際にマンホールとして設置され、多くの人に見られたり、踏まれたりするのはうれしい」と話す。
併せて、お笑いコンビ「ガクテンソク」のお笑いライブおよび観光大使就任式を行う。コンビの一人でよじょうさんが同市在住で、同市がネタの漫才を手がけることから出演してもらう。大使への就任は、「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」で優勝したことによる人気や情報発信力の高まりから依頼した。早稲田実業高校による吹奏楽演奏、東京経済大学「こくスマ!」による缶バッチ作りのワークショップ、東京女子大学によるスポーツ体験、国分寺障害者施設お仕事ネットワーク(国分寺市西恋ヶ窪4)による60周年ロゴ入りポロシャツやオリジナルクッキーなどの販売、スタンプラリーなども行う。
同市政策部市政戦略室まちの魅力企画担当係長の秋山大輔さんは「子どもから大人まで楽しめる企画をたくさん用意している。60周年に向けての夏に皆さんと楽しくお祝いできれば」と話す。
開催時間は、10時30分~16時。ガクテンソクのお笑いライブ&同市観光大使任命式は事前申し込みが必要。電子申請で受け付ける。応募多数の場合は抽選。