「自転車のみの市」が9月29日、旧多摩川小学校を利用した「たちかわ創造舎」(立川市富士見町6)で開かれる。
当日、同施設の校庭に自転車に関するあらゆるものが出品されるのみの市(フリーマーケット)。希少なビンテージ品や、フレーム・パーツ・サドル・ウエア・シューズ・書籍などのリサイクル品が並ぶほか、喫茶や自転車の廃材を使ったアートの展示も行う。
同施設での開催は3回目で、昨年は400人が来場。古い自転車のファンも多く、自転車市場には出回らないオールドパーツを求めて、川崎市や区内からも自転車好きが訪れたという。
実行委員会事務局の井上ゆきえさんは「買い物を楽しむほか、自転車愛好家とのコミュニケーションも楽しみの一つ。リサイクル・アップサイクルをテーマにしているので、ヨーロッパの古い自転車部品や洋服、書籍などを通じて自転車の幅広い魅力に触れながら、掘り出し物を見つけていただければ」と話す。
現在、出店者を募集している。「サイクリング中に食べるシリアルバーなどの食品やアウトドア用品なども歓迎。出店者は(会場に)車で乗り入れができると好評」と井上さん。「ロケ地としても多く使われる創造舎は多摩川沿いにあり、広い緑地と空が望める気持ちの良い場所。自転車を介して、コミュニケーションを楽しんでいただければ」と呼びかける。
出店受け付けは9月22日まで、先着順で受け付ける。開催時間は10時~13時。雨天中止。