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立川で「香港日本サイクルサッカー交流戦」 体験会や交流イベントも

サイクルサッカーの試合

サイクルサッカーの試合

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 「香港日本サイクルサッカー交流戦」が3月19日、たちかわ創造舎体育館(立川市富士見町6)で開かれる。

香港日本サイクルサッカー交流戦のおもな出場チーム

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 香港から来日するジャッキー・サニー組(2019年香港代表)を含む社会人10 チーム、女子4チームによる交流戦のほか、香港チームとの国際交流イベントや、サイクルサッカー専用競技自転車の試乗体験会、クラブの入会相談会を開く。

 サイクルサッカーは、欧州発祥の自転車で行うサッカーに似た室内競技。後退もできる専用の自転車で、地面に足をつかずに、主に前輪を使いドリブル・パス・シュートをして、2人1チームで試合を行う。日本の競技人口は約500人。

 主催する「たちかわサイクルサッカークラブ」は2016(平成28)年に設立。たちかわ創造舍を活動拠点に約30人が所属し、同クラブ所属の赤津陸選手、松田鋼選手が日本代表として世界選手権に出場。ドイツや香港など海外クラブとの交流も盛んに行っている。日本唯一の、小・中学生からも始められるサイクルサッカー専用クラブ。

 代表の松田鋼さんは「サイクルサッカーは、自転車を操るところに球技としての面白さが加わり、他にはない感覚を味わえるスポーツ。初めは立つところから、自転車でバックしたり、シュートしたりと、少しずつ技を習得してステップアップするうちに夢中になった」と話す。「競技人口が少ないので結束力が強く、国や世代、職域を超えてつながりができるのも魅力」とも。

 高校時代までは文化系だった松田さん、大学入学後に始められるスポーツを求めて、サイクリング部に入部しサイクルサッカーと出合った。「初心者でもレベル差を意識することなく始められたが、大学生からデビューする人がほとんどなので、小・中学生から始められるのは大きな強み」と松田さん。同クラブでも、小・中学校から始めたメンバーの成長は早く、当クラブの高校生コンビ「中村・木下組」は既に強化選手としてドイツ遠征を果たしているという。

 「イベントでは、世界レベルの技が間近で見られるチャンス。手から自転車が生えているような想像を超える技や、立川出身のクラブ所属選手の技を見たり、実際に体験したりしていただけば」と来場を呼びかける。

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