ウナギ料理専門店「うなぎ四代目菊川 立川GREEN SPRINGS(グリーン・スプリングス)店」が9月1日、立川のグリーンスプリングス(立川市緑町)にオープンした。
1932(昭和7)年の創業から90年以上続く老舗の卸問屋「中庄商店」(愛知県)の目利きで選んだウナギを提供する「うなぎ四代目菊川」。同商店4代目の菊川雄平さんは「ウナギで世界一になることを目指し、当社で扱う質の高い食材をさらに多くの人に届けたい」という思いから、2017(平成29)年に飲食事業に進出。翌2018(平成30)年には卸問屋直営店として、同店1号店を名古屋市に出店した。多摩地域への出店は初となる。店舗面積は約241平方メートル。席数はカウンター=5席、テーブル=24席、テラス=28席。個室は4人個室=4部屋、6人個室=2部屋。
同社事業本部営業推進担当の郷幸郎さんは「立川への出店はコロナ以前から出店候補地として挙がっていて、多摩地域の中心地として魅力を感じていた。文化と自然との共存を目指す同施設への出店は『日本の食文化を未来へ』という目標を持つ私たちにとっても大きな挑戦」と話す。
ウナギを丸ごと1本使い、炭の高い火力で短時間で焼き上げる「地焼き」で提供する。メニューは、「かば焼き一本重」(5,880円)、「一本ひつまぶし」(6,000円)、「四代目菊川御膳」(4,380円)、「う巻き」(1,880円)、「肝焼き」(1,300円)など。
郷さんは「店内はゆったりとした落ち着いた空間で、ベビーカーや子ども連れの客も安心して利用できる。ライブキッチンを採用し、カウンター席では、目の前で職人がウナギを焼く姿を見ながら食事を楽しめる。ウナギのおいしさをより深く味わってほしい」と呼びかける。
営業時間は11時~15時、17時~22時。