
「CAFE DE BIZARRE(カフェ・ド・ビザール)」(立川市富士見町3)が西立川駅そばにオープンして、8月1日で1カ月がたつ。
店主の奥山真樹(まさき)さんは大阪府出身。淡路島で古民家を改装したカフェ「SIGNS & CAMP KITCHEN」を7年間営んだ後、長女の中学校進学を機に国立へ移住。新たな拠点を探す中、「ナナイロパスタ」隣にあるパブ跡の物件を選んだという。DIYで改装し、アーチ型の窓などに当時の面影を残す。店名の「ビザール」はフランス語で「奇妙な」「風変わりな」という意味で、大阪で妻の父が営んでいた喫茶店の名前から名付けた。
現在は、注文を受けてから揚げるドーナツと、手回しロースターで深いりした自家焙煎(ばいせん)のコーヒーを提供。手作りのジェラートやコーヒーゼリーもそろえる。「コーヒーは気温や湿度によって味わいも変わる。その日その日の風味を楽しんでいただけたら」と奥山さん。「ドーナツは冷めてもおいしいけど、揚げたてやディップしたてのチョコドーナツは格別のおいしさ」とも。以前の店ではカレーやフォーなどの食事も人気だったことから、「街の雰囲気を見ながら、ランチメニューなども展開していければ」と話す。
メニューは、本日のコーヒー・紅茶・リンゴジュース・ジンジャーエール(以上600円)、プレーンドーナツ(250円)、チョコレートドーナツ・ホワイトチョコドーナツ(340円)、ジェラートのせドーナツ(550円)、ジェラートのせコーヒーゼリーパフェ(650円)など。
「まずは地域の方に店を知っていただき、将来的には文化的なことを発信できる場にも育てていきたい。怖がらずに扉を開けて、気軽にコーヒー一杯から楽しんでいただけたら」と来店を呼びかける。
営業時間は12時~17時。