オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2)は8月29日、リレー対談「豊﨑由美アワー 読んでいいとも!ガイブンの輪」を開催する。2月から隔月でさまざまな書店で開催されており、同店での開催は今回が初めて。
同イベントは、書評家の豊崎由美さんがホストとなり、ゲストと外国文学の素晴らしさを語るもの。豊崎さんは、日本の文学賞を徹底検証し話題となっている大森望さんとの共著「文学賞メッタ斬り!」シリーズ(PARCO出版)で人気を集める。そのほか、雑誌「GINZA」「本の雑誌」「TV Bros.」などで書評を多数連載。
ゲストは「笑っていいとも!」方式で、ゲストが次のゲストを「友達」として紹介する。今回のゲストは漫画家の榎本俊二さん。榎本さんは、独特のシュールな世界とスピード感あふれるギャグや、ほのぼのとした雰囲気ととぼけた味わいのある漫画で人気を博している。著書に「ゴールデンラッキー」(太田出版)、「えの素」「ムーたち」(共に講談社)、「榎本俊二のカリスマ育児」(秋田書店)などがある。
イベント担当の白川さんは「今、最も注目を集める漫画家であり、ちょっとシュールで、ディープな作品世界をお持ちの榎本さんがどんな外国文学がお好きなのか、またその作品は榎本作品にどんな影響を及ぼしたのか、ということを聞けるまたとない機会」と話す。「文学好きの方、榎本さんや豊崎さんのファンの方々のほか、外国文学は読んでみたいけどとっつきにくいと思っている方に、ぜひ足を運んでいただければ」とも。
イベント開始は17時。参加費は500円。店頭・電話・メールで予約を受け付けている。