国立楽器（国立市北、TEL 042-573-1111）は10月28日と11月1日の2夜にわたり、「フランス音楽の夕べ」と題したコンサートを開く。

　日本でのCD発売を記念するプロモーション・イベントとして開催される同イベント。フランス音楽輸出振興協会（ビューロー・エクスポート）が後援し、無料で招待する。

　28日には、国際的な演奏活動と創作活動を展開し、自身でもCDレーベルを主宰するピアニストのジャン＝ピエール・フェレさん、フランス歌曲の最も権威ある声楽家といわれるバリトン歌手のディディエ・アンリさん、リートの伴奏者としてヨーロッパを中心に国際的な演奏活動を展開するアンヌ・ル・ボゼックさんが登場する。

　11月1日には、国際コンクールに多数入賞し、ヨーロッパを中心に幅広い演奏活動を展開しているピアニストのマリリン・フラスコーヌさん、コルトーの愛弟子である世界的ピアニストのエリック・ハイドシェックさんが出演。

　「ファンの方を中心に多数申し込みをいただいており、1日はすでに満席になった。28日の回はまだ席に余裕があるので、フランス音楽に興味がある方はぜひ応募していただければ」（同社の中谷さん）。「都心まで出掛けなくても地元でゆったりとコンサートを楽しむスタイルを、これからも提案したい」とも。

　開演は、28日＝18時、1日＝18時30分。申し込みは電話、ファクス、店頭で受け付ける。