15歳の女子高生詩人・平岡あみさんの詩集「ami(アミ)」出版を記念したトークイベントが2月7日、オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2、TEL 042-522-1231)で開催される。
平岡さんは都内の高校に通う15歳の詩人。1994年ニューヨーク生まれで、6歳より「詩とメルヘン」「MOE」(やなせたかし選)や、産経新聞の「朝の詩」(新川和江選)に詩を投稿し掲載される。「朝の詩」では2001年度年間賞受賞し、「NHK短歌」「日経歌壇」に短歌の投稿を続ける。
当日、平岡さんは同詩集の挿絵を描き下ろしたイラストレーター・宇野亜喜良さん、同詩集の解説を担当した歌人・穂村弘さんとともにトークを行う。
宇野さんは1934(昭和9)年名古屋生まれ。日宣美特選・会員賞はじめ受賞多数。1999年紫綬褒章受章。「あのこ」(今江祥智・文)、「おみまい」(矢川澄子・文)、「エスカルゴの夜明け」(蜂飼耳・文)、「ジャミパン」「カエルの王さま」(江國香織・文)などの絵を手がける。
1962(昭和37)年札幌生まれの穂村さんは、2008年第19回伊藤整文学賞評論部門、「楽しい1日」で第44回短歌研究賞を受賞した。歌集に「手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)」「ラインマーカーズ」などがある。
同店担当の堤さんは「思春期の複雑で繊細な心を研ぎすまされた言葉でつづった詩の数々は、同世代の方だけでなく、かつて15歳だった方やさまざまな世代の心に響くはず。当日は、この作品にかかわった三人がどんなトークを繰り広げるのかが楽しみ」と話す。
開催時間は16時~18時ごろ。入場料は500円で、定員50人。事前予約制。参加希望は、電話・店頭・メールで受け付ける。