昭島の動物病院、マラソン参加でハイチ地震救援金募金呼びかけ

マラソン当日はIFAWのTシャツを着て走る

マラソン当日はIFAWのTシャツを着て走る

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 昭島動物病院(昭島市中神町、TEL 042-541-2510)は、3月14日に開催される「立川・昭島マラソン」に参加し、ハイチ地震救済支援に向けた募金活動を行う。

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1月20日に発生したハイチ地震は、人間へ被害を与えただけでなく、ハイチ国内の家畜500万頭、野良犬、無数のペット、そして野生生物にも被害を与えた。動物たちの救命・救済だけでなく、動物のウイルス管理を同時に実施していくことが大きな課題となっている。

国際動物福祉基金(IFAW)は、人が死に至る狂犬病や、全身出血を伴い死亡率も高いレプトスピラ症といったさまざまな人畜共通伝染病(ズーノーシス)の発生を危惧しており、人体への2次的な被害を最小限に防ぐため、動物の救命救済はもちろん、動物へのワクチン接種や給餌プログラムをすぐにでも始める必要があると警鐘を鳴らしている。「そこで、当院も院内で飼い主の方に募金をお願いするだけでなく、マラソンでIFAWの認知向上と募金活動を実施することとした」と同院広報担当の岩崎さん。

立川・昭島マラソンでは、植松院長と獣医師1人、飼い主3人の5人チームで走る。「一病院の小さな活動だが、この活動を人畜共通感染症の怖さ、ハイチの動物救済・人への2次被害縮小の活動に役立てたい」と話す。

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