国立の野菜レストランで「とまとフェア」-売り切れ続出で期間延長

立川市や西東京市、山形や北海道の契約農家で収穫されたトマトが揃う。写真は「トマトとモッチラレラ」 

立川市や西東京市、山形や北海道の契約農家で収穫されたトマトが揃う。写真は「トマトとモッチラレラ」 

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 野菜レストラン「農家の台所 国立ファーム」(国立市東1、TEL 042-571-4831)で、「とまとフェア」が開催されている。

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 「ものづくり」という観点で農業を見直す同店は、野菜の奥深さを体感してもらうことをテーマに珍しい野菜などもそろえ、本物志向の野菜中心のメニューやシステムに工夫を凝らした店づくりが特徴。野菜は毎日1日分だけを直接契約農家から仕入れ、定期的に野菜にちなんだイベントも実施している。

 店内は、屋号にふさわしく農家の台所風の造りで、店舗面積は82坪。店内中央の土間には、トロ箱野菜畑があり、客がそこから自由に収穫したものを調理してくれる。料金は、1株100円~300円。そのほか、サラダバーでは、「ビタミン緑大根」「ハンサムグリーン」など、珍しい野菜が常時用意され、新鮮なものを味わってもらうためスタッフがその都度切って提供したり、有料オーナー制(年間使用料10,500円)の1区画0.036坪の水耕農場では、ベビーリーフが栽培されている。

 人気メニューは、「こだわり野菜のランチプレート」(1,080円=黒米ごはん・味噌汁・旬食材を使った6種の料理プレート・サラダバー)、「ごろごろ野菜の焼きカレー」(980円=黒米ごはんまたはパン・ごろごろ野菜の焼きカレー・サラダバー)などのランチメニューで、ランチタイムは常に行列ができるほどの人気。平均客単価は、昼=1,400円、夜=4,000円。

 「とまとフェア」は、契約農家によるトマト7種類の販売会で、試食のほか、「トマトのコンポート」(680円)や日替わりのトマト料理も期間中はメニューに加わる。3~4個入りで500円のトマトは売り切れが続出し、リピーターが多いため、当初の予定より期間を延長したという。

 同店広報担当者は「お子さま用の和風セットや洋風セット(各780円)は、大人が食べたくなるような本物の味を提供している。野菜も、ほかでは食べられないような新鮮でおいしいものがそろっているので、お子さまにも本物の味を体感していただけるのでは」と話している。

 営業時間は、ランチ=11時~15時。土曜・日曜・祝日=11時30分~15時、ディナー=17時~22時。第1・3月曜定休。同フェアの開催は29日まで。

農家の台所 くにたちファーム

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