立川・国立・国分寺のタウン情報誌「kurask(クラスク)」は4月号(3月28日発行)から、紙面を大幅にリニューアルした。発行はキューブデザイン(国立市東1)。
同誌は発行開始から今年で6年目を迎えた。今回のリニューアルでは、従来の読者が関心を持っている「家族」「環境」「磨く」「遊ぶ」「学ぶ」「食べる」「住む」の8カテゴリーを基に記事を作成。「編集部は地元に住む女性で構成されているため、地元で求められている情報をいち早く提供できる。クラスク読者モニターの声を編集に反映し、女性が見たいと思えるようなデザインで仕上げた」と編集長の牧野由美さん。ターゲットは30~50代の女性だが、「その中でも本物を見極める眼を持ち、センスの良い生活を送りたいと考えている女性に向けて情報を発信したい」という。
4月号からは各店舗の情報にQRコードを加え、携帯サイトとの連動も図る。今後は、ホームページもリニューアルさせ、女性向けのコンテンツも用意する予定。
牧野さんは「雑誌やテレビでは手に入れることができないタウン情報誌ならではの良さを生かしつつ、上質なデザインとスパイスの効いた編集内容で、ありきたりの情報では満足できない読者層にアピールし、30~50代女性のバイブル的フリーペーパーを目指す」と意気込みをみせる。「地元の店や企業と読者との橋渡しを使命とし、地元活性化につなげることができるように今後も紙面を充実させていきたい」とも。
発行部数は10万部。毎月28日発行。配布エリアは、立川市、国立市、国分寺市など。無料。