法政大学文化振興団体「立川計画」の企画「FARETTUBE 2010」のミュージックビデオ上映会が11月14日・15日、CINEMA・TWO（立川市曙町2）で行われる。

　立川での活動を通じ若手アーティストに発表の場を提供することで、立川が「若手アーティストの集まるまちの代表」となることを目指す同団体。「今回は立川市のパブリックアート群『ファーレ立川』を世間に発信するため、音楽・映像の各分野の若手アーティストを集め、ファーレ立川を舞台やモチーフにしたミュージックビデオを制作し映画館で上映する」（同団体広報担当の佐藤さん）。

　今回、企画趣旨に賛同し全国から集まったアーティストは映像・音楽各分野で総勢95組。6月から公募した参加ミュージシャン約70組に対して、一般ネットユーザーによる投票を行い上位20組を決定し、学生映像クリエーターがミュージックビデオを制作した。「音楽ではロック、ポップからスカ、三味線まで、映像では実写、CG、アニメーションといった各方面のアーティストの卵が、一つのテーマをそれぞれの感性でとらえ映像に落とし込んでいるのが見どころ」という。特別審査員には、SMAPの「らいおんハート」をはじめ数々の楽曲プロデュースを手がけるコモリタミノルさんを迎える。

　佐藤さんは「現在は、11月の上映会に向けてミュージシャン・クリエイター・立川計画スタッフが一丸となってそれぞれの準備を進めている。ぜひ多くの方に見ていただきたい」と話す。

　上映は、11月14＝21時～、15日＝20時～。上映内容は2日間で異なる。1日券＝1,000円。2日券＝1,500円。チケットは10月12日～31日、立川市内ではレストランバー「STOLAS」（曙町2）と中国料理「五十番」（錦町1）で販売するほか、法政大学市ヶ谷キャンパスで19日・26日の12時～19日、販売する。