国立音大で「芸術祭」-武蔵野美術大学とのコラボ企画も

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 国立音楽大学(立川市柏町5)で10月29日~31日、恒例の「芸術祭」が開催される。

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 今年のテーマは「VORARE!!!~みんなとべ!~」。「VORAREには、ラテン語で『貪(むさぼ)る』という意味があり、イタリア語の『VOLARE』という単語には『飛び立つ、飛翔する』という意味がある。わたしたち学生が日ごろ自分の専攻する音楽や学問に対して抱いているどん欲なまでの探究心、そして芸術祭という晴れの場でその研さんの成果を、思い切り空に飛び立つようなエネルギーをもって発揮してほしいという思いを込めてこのテーマにした」(同祭実行委員会広報部の山内さん)。

 期間中、学生による演奏・野外ライブ、展示、模擬店などを学内各所で展開し、6,000人ほどの来場を見込む。「最も注目してほしいのは武蔵野美術大学とのコラボレーション企画。表現形態の異なる芸術を融合させるというコンセプトに基づき、『光と音』をテーマに演奏と映像を使った作品を発表する。最終日の16時30分からは、かぐや姫の物語をイメージした美術作品と生演奏を行う。照明などを用いて幻想的な雰囲気の中で、国立音大生が奏でるBGMに身を任せてご覧いただければ」。

 山内さんは「楽器を弾くのが大好きな方、歌うことが大好きな方、演奏を聴くのが大好きな方、音楽を愛している方々にぜひお越しいただきたい。今年は1号館の建て替え工事などでキャンパス内が狭くなっているが、例年と変わらず本学生によるハイレベルな演奏を楽しんでいただけるはず」と話す。

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