くにたち市民芸術小ホール(国立市富士見台2)で1月7日、「小原孝ニューイヤーコンサート2011」が開催される。
小原さんは1960(昭和35)年神奈川県川崎市生まれ。クラシック・ギタリストの父の影響で6歳からピアノを始める。国立音楽大学附属中学・高校・大学を経て、1986(昭和61)年同大学院を首席で修了。1994年にスタートした全国コンサートツアーは700回を超えている。際立った美しい音色はテレビCMなどでも広く知られ、作詞・作曲・編曲などジャンルを問わずに自由に音楽を操るマルチピアニストとして活躍する傍ら、テレビ・ラジオ出演や、雑誌などの執筆活動なども行う。
昨年NHK教育テレビで放送された番組「趣味悠々 小原孝の楽しいクラシックピアノ」では、俳優・西村雅彦さんを生徒役に指1本から始めるクラシックピアノのレッスンを展開した。
「2005年に国立を題材にした『くにたちのサンタ』という曲を作曲するほど、学生時代から国立とはゆかりが深い。最近では阿久悠さん作詞のヒット曲をアレンジしたCDアルバムや岩谷時子さんの作品集などを発表し注目を集めている」と話すのは、同コンサートのチケットを取り扱う国立楽器(東1)の中谷さん。
「ピアノという楽器の魅力を十分に感じさせてくれる演奏家の一人なのでその魅力を感じてリピーターになる人も多い。当日はどんなプログラムになるか決まっていないが、クラシックは敷居が高いという方でもCDでは味わえないライブの感動を十分楽しめる」。
19時開演。入場料は3,500円(全自由席)。チケットは国立楽器国立店(TEL 042-573-1111)で販売している。