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シネマシティで「音響映画祭」-音響家が再調整した6作品を上映

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 シネマシティ(立川市曙町2)で5月21日、「音響映画祭」が始まった。

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 同館は1994年の開館以来、映画館における「音」にこだわり続け、2004年にオープンした新館「CINEMA・TWO」(5スクリーン、1245席)では日本を代表する音響家の井出祐昭さんがオリジナル音響システムを開発。建築音響(音の伝え方)と世界中のさまざまなアーティストが支持する音響機器のスピーカーを用いた電気音響(音の出し方)との融合により独自の映画サウンドシステム「kicリアルサウンドシステム」を完成させた。

「映画監督が観客に聞かせたいと考える音を再現し、せりふの一つひとつが、自然な響きで、きっちりと耳に届く。音楽の場面では音のシャワーに包まれるような高い表現力をもつ、今までにない音設計となっていることから、音響のプロフェッショナルたちからの評価も高い」とシネマシティ広報担当の古川さん。

 今回の「音響映画祭」では、井出さんが音を調整した「ソウル・パワー」「シカゴ」「クレイジー・ハート」「タイヨウのうた」「ヤング@ハート」「コーラス」の6作品を上映する。「普段から映写技師が最適な状態の音を調整しているが、『いかに音楽を際立たせるか』をコンセプトに井出さんが音を調整した。まるで歌声が胸に飛び込んでくるようなサウンドをぜひ体験してほしい」

 入場料金は男性無料、女性500円だが、有料会員(シネマシティズン)(年会費=1,000円)が対象。「当日入会も可能なので、ぜひ多くの方に特別な音響体験をしていただければ」と古川さん。上映スケジュールはホームページで確認できる。6月17日まで。

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