プレスリリース

みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会」 2025春季生活闘争「2.27連合アクションデモ」を開催!今年の行進では横断幕に加えて、光り輝くフラッグペンライトも掲げる!

リリース発行企業:日本労働組合総連合会

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 日本労働組合総連合会(連合/会長:芳野友子)は、2025春季生活闘争に際し、連合全体で継続的な賃上げの機運醸成を図る社会的なキャンペーン、「みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会」をスローガンに掲げ、「2025春季生活闘争における『連合アクション』」を展開してきました。
 2月27日、本取り組みの一環として、賃上げ実現への機運をさらに高めるべく政党への「要請行動」および「中央集会」、「アクションデモ」を開催いたしました。
 「アクションデモ」では約1,700名が集まり、2025春季生活闘争のスローガン「みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会」などを記載した横断幕、フラッグペンライト、手旗などを掲げ、賃上げを訴えながら行進を行いました。

■立憲民主党・国民民主党への要請!
 現在の物価上昇など、社会情勢を踏まえ連合は、両党に向け「2025春期生活闘争方針」における政策制度の取り組みとして、現下の情勢を踏まえた年度予算実現や価格転嫁と取引の適正化など、7項目について要請行動を行いました。





■連合全国一斉アクション2.27中央集会を開催!
 デモ行進に先立ち日比谷公園大音楽堂にて、2025春季生活闘争「連合一斉アクション2.27中央集会」を開催いたしました。会場には構成組織や、地方連合会から約1,700名が参加し、連合役員や来賓の挨拶や情勢の報告、組織の拡大に向けた決意の表明を行いました。
【主催者挨拶:芳野 友子 中央闘争委員長(連合会長)】
 昨年は33年ぶりの5%台の賃上げが実現したものの、生活向上を実感するには至らず、消費は低迷しています。賃上げの流れを働くすべての仲間に波及させ、新たなステージを定着させるためには、今がまさに踏ん張りどころです。アクションデモを実施し、賃上げの必要性と労働組合の存在意義を力強く社会に訴えていきます。組合員の総意で掲げた要求に対する確信を深め、最後の最後まで闘い抜くことをみんなで誓い合う場にしていきたいと思います。ともに頑張りましょう!





【政党激励挨拶:立憲民主党 野田 佳彦】
 適正な価格転嫁ができる環境を整備するのは政治の役割だと考えております。側面から春闘の勝利に向けてしっかり支援していくことをお誓い申し上げます。また7つの要請と、加えて「選択的夫婦別氏制度」の導入についてしっかりと受けとめ、国民民主党と強固な連携をしながら、これらの要請にお応えできるよう、尽力してまいります。





【政党激励挨拶:国民民主党 古川 元久(代表代行)】
 賃金に関しましては皆さんのご奮闘もあり上がり始めました。しかしその賃金を上回る物価上昇で国民の手取りは減り、生活は苦しくなっている状況にあります。そのため、連合の皆様が掲げる目標をこの春闘でも実現していただき、中小企業も含めて賃金が上がる、そのような状況を1日でも早く創出していかなければなりません。私たちは連合の皆様をサポートし、共に頑張ってまいります





【情勢報告:清水 秀行 中央闘争事務局長(連合事務局長)】
 「賃金も物価も上がらない」というノルムを変えるのは今です。
中小組合を含めたすべての組合が、解決するまでみんなで力を合わせ、みんなが最大の成果を勝ち取ることができるよう取り組んでいかなければなりません。「みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会」を合言葉に連合一丸となって闘い抜きましょう。





【組織拡大に向けての決意表明:櫻田 あすか 組織委員会委員長(サービス連合会長)】
 「数は力」です。一人一人の声は小さいかもしれませんがその声を集め大きな声として現状を変えていける、その力が労働組合にはあります。この春闘を通して今こそ労働組合の必要性を社会に訴えていきましょう!





■約1700名の参加者が心ひとつに都内をデモ行進!手元に光るのはペンライト!?
 デモでは全参加者で7梯団を形成し日比谷公園大音楽堂~鍛冶橋の交差点(約1.8km)を行進しました。また行進の際には2025春季生活闘争のスローガン「みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会」などを記載した横断幕、手旗などを掲げ、「賃上げ」「格差是正」「価格転嫁」など、賃金引き上げへの思いを訴えました。中でも今年は若者に対する認知の拡大や、デモへの怖さ払拭に向けて、若者の間で流行している“推し活”ブームにちなんだ、「フラッグペンライト」を使用し、行進しました。デモ参加者の多くがペンライトを一心に揺らし、音楽に合わせてコンサートさながらの盛り上がりを見せました。





■あなたの心の叫びを聞かせて!「みんなの声を届けようハッシュタグキャンペーン」を開催!
 若者に寄り添う連合としてみんなの声を直接届けるハッシュタグのキャンペーンをXにて行いました。キャンペーンでは、連合公式キャラクター 「ユニオニオン」の言葉を埋めるとメッセージが完成する形で、賃上げを求める声を募集しました。「#賃上げして」をつけ寄せられた投稿の中から9件をデモのプラカードとして掲げて行進しました。
プラカードには、「推し活したいから」や「食品が高すぎるから」「実家に仕送りをしたいから」などの声が表示され、若者の間で盛り上がりました。





■ユニオニオンについて
 ユニオニオンは労働組合・連合の公式キャラクター。
ユニオニオンはユニオンとオニオンをもじった名前です。
労働組合を表す「ユニオン」と、タマネギを表す「オニオン」、
どちらもラテン語の“unus”(「一つ」の意味)が語源です。





■連合について
「はたらくのそばで、ともに歩む」
 連合は、労働条件や職場環境の維持・改善といった職場における課題解決から、労働に関する法律・制度、社会保障や経済政策に関する社会的課題まで、幅広く取り組んでいます。
 すべての働く仲間とともに「必ずそばにいる存在」として、職場、産業、社会を変えていく重要な役割を果たしています。


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