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立川で大学生が小学生向け環境教育イベント-被災地応援プロジェクトも

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 昭和記念公園花みどり文化センター(立川市緑町)で2月25日、大学生による小学生向け環境教育イベント「それいけ!たまレンジャー!!」が開かれる。今回で9回目。

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 学術・文化・産業ネットワーク多摩(日野市)が本年度発足した大学生団体「ネットワーク多摩学生委員会」が企画・運営する同イベント。「それいけ!たまレンジャー!!」は次世代を担う学生たちが、試行錯誤を繰り返しながら多摩地域の活性化、また環境問題について考える環境教育プロジェクトの一環として年2回開催する体験型環境教育プロジェクト。昨年8月に開催したイベントでは、小学生・保護者合わせて約50人が参加したという。

 今回は、「星空」をテーマに環境問題を学ぶ。子どもたちが抱く「どうして夜、星が見えないの?」という疑問を出発点に、第1部では都会のネオンが原因となる「光害」ついて学ぶほか、光害問題と原発問題が契機となった「節電・省エネ」についても学ぶ機会を設ける。「イベントに向けて学生委員会のメンバーが、プラネタリウムやJAXAへ行き内容の研究を進めている」と話すのは同委員会広報担当で明星大学教育学部2年の三浦さん。

 第2部では前回から続けている被災地応援メッセージ収集プロジェクト「ケナフdeモザイクアート」を参加者全員で完成させる。今回完成したモザイク画は3月11日、岩手県陸前高田市へ学生委員会が責任を持って届けるという。「これまでに、日テレベレーザ、アーセナルレディースFC、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、FC東京のみなさんにも協力いただいた。1311枚集めて完成したい」という。

 「参加者の交流を図るミニゲームも盛り込み、普段知り合う機会のない児童同士が友達になれる場も用意している。小学生はもちろん、大学生でボランティアとしてイベントを盛り上げたいという方にも参加していただければ」とも。

 開催時間は13時~16時。参加対象は小学1~6年。定員30人。大学生・大学院生ボランティアは15人。申し込み締め切りは2月19日。申し込み方法はホームページで確認できる。

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