国立市は6月26日、「部長マニフェスト」をホームページで公表した。
市制運営方針に沿って各部門の部長が1年間の目標を掲げ、どのような姿勢で取り組むかを顔写真付きで市民に公表したもの。以前から実施してきた「組織の目標」がなかなか内部に浸透しなかったことがきっかけ。部の目標や重点施策を全職員が共有するとともに、部長の組織マネジメント意識 の向上、さらに市が取り組む施策や事業、その成果を市民に見える形で説明するのが狙い。顔写真を掲載することで市制を身近に感じてもらい、部長にとってはより責任感を持ち目標にまい進してもらいたいという気持ちが込められている。
公表について「ツイッターなどで好意的な反応は確認している。内外の市議会議員から『面白い取り組みである』旨の反応も頂いている」と同市企画部政策経営課政策経営係長の黒澤さん。市民に対しては、「市が本年度に重点的に取り組む施策や事業を知っていただき、その責任者がどういう人なのかを知っていただければ。年度末には達成状況を公表する」と話す。