東京都酒造組合(立川市錦町1、TEL 042-524-3033)が11月16日、「東京懐かしラベル10本セット」を限定発売する。
東京の各蔵元で保管されていた江戸時代から昭和にかけてのラベルを使う同セット。最も古いものは石川酒造の八重桜で1863年当時のラベル。「20代の女性たちが古いラベルを見てかわいいと言っているのを聞き、若い人たちには古い物が逆に新鮮で新しく感じるのではと思い企画した」と同組合の玉木さん。
セット内容は、純米(石川酒造)・純米大吟醸(石川酒造)・純米大辛口(小澤酒造)・吟醸(小澤酒造場)・特別純米(中村酒造場)・普通酒(野口酒造店)・超辛(豊島屋酒造)・本格辛口(小山酒造)・特別本醸造(田村酒造場)・純米(野崎酒造)の9蔵の10本。各180ミリリットル。
「懐かしいラベルをご覧いただき、ノスタルジーな気分に浸りながら味の蔵元巡りを楽しんでいただければ。若い方にも手に取っていただき、まだ日本酒を召し上がったことのない方の日本酒デビューのきっかけにもしていただければ」
同組合のネットショップで11月1日より予約を受け付ける。価格は3,900円(送料無料)。限定300セット。