国立駅南口大学通りで11月2日~4日、「天下市」(商業祭)が開催される。主催は国立市商工会青年部。
同イベントは、国立市内の商業者が日頃の感謝の気持ちを込めて行う青空謝恩市。1964(昭和39)年から開催され、今年で47回目となる。昨年は市内外から延べ30万人が訪れた。
今年は「元気ある街の創造!!」をテーマに、市内外から98店舗が出店。赤札を続出するなど独自のセールを展開するほか、飲食店ゾーンでは天下市限定メニューも提供する。「神奈川県や埼玉県からわざわざ買いに来られる方もいる」という国立市のご当地キューピーの新作「開運 国立駅舎キューピー」(600円)も販売する。
大学通りを挟んだ東西に各1カ所ずつ設けたイベント会場では、国立市在住の画家、加東和(かとうなごむ)さんが音楽に合わせ即興で大きな龍の絵を描く「ライブペインティング」や、子どもたちに人気の「乗って遊ぼう!ポニーふれあい広場」など、さまざまなイベントを日替わりで開催予定。
4日には、宮城県女川町商工会青年部がブースを出店。「国立市の商工会青年部員が女川町で震災復興のボランティアに参加した縁から、昨年から出店いただいている」と同青年部担当者。「宮城県女川町物産展」で、昨年好評だったサンマの昆布巻き「リアスの詩」や、のりやワカメなどの乾物、女川町商工会青年部が生んだローカルヒーロー「リアスの戦士 イーガー」グッズを販売。名物の特大サンマの直送便の受け付けや、女川漁港より直送されるホタテをその場で焼いて販売する「 新鮮!海鮮!!おながわ元気市!!!」企画も。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。一橋大学の学園祭「一橋祭」(同2日~11月4日)、「国立市民まつり」(同4日)も同時期に開催される。