武蔵野美術大学(小平市小川町1)で1月17日から、卒業・修了制作展が行われる。
今年3月に卒業予定の学生と大学院生、合計約1200人が制作した学生生活最後の集大成作品を展示同展する。あらゆるジャンルの作品を、キャンパス内の広場や階段などを利用した屋外で大型展示をするほか、構内2カ所の巨大な地下展示室や、テキスタイル作品がアリーナを埋め尽くす体育館など、広大なキャンパス内をギャラリーに見立てて展示する。さらに、近年リニューアルした美術館では大学院生をはじめとする本格的なファインアートを展示。映像作品では短編アニメーションから長編の実写映画に至るまで幅広い映像作品を上映予定。
在学生や保護者だけでなく、受験生、美術関係者、企業関係者のほか、地域の人々を含め昨年は1万7000人以上が来場した。「今年も多くの方にご覧いただきたい」と同大学広報担当者。
開催時間は9時~17時。今月20日まで。