立川シネマシティ(立川市曙町2)で3月16日、映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」の公開を記念して御法川修監督の舞台あいさつが行われる。
御法川監督は2007年、映画「世界はときどき美しい」で監督デビュー。同作品は、第19回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門に出品されるなど、国内外で高く評価された。昨年の公開作「人生、いろどり」では、吉行和子さん、富司純子さん、中尾ミエさんらベテラン女優陣のアンサンブルを見事に演出。繊細な日常描写を織り交ぜながら感動的に描き上げた手腕に注目が集まった。
映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」は3月2日から公開。益田ミリさん原作の漫画「すーちゃん」シリーズの映画化。お互い日々の暮らしの中で傷ついたり、迷ったりしながらも、小さな幸せを糧にプラス思考で生きていこうとする女性3人の人生を映し出す人間ドラマ。柴咲コウさん、真木よう子さん、寺島しのぶさんら女優陣が、恋に結婚に仕事に人生に悩む30代の女性の姿を等身大に描き出す。
当日は、12時45分の回終了後に舞台あいさつを予定。「御法川監督から撮影秘話や、作品への思いを語っていただくほか、ティーチイン形式でお客さまからの質問にも答えていただく予定。上映終了後の舞台あいさつのため、ネタバレあり、撮影秘話も存分に披露してくださるものと期待している」と広報担当の古川さん。上映会終了後には、パンフレット購入客に監督のサイン会も予定する。
「劇中のリアルなセリフは、年代を超えて多くの女性に共感いただける内容だと思う。ぜひ大切な女友達と見ていただければ」とも。
16日12時45分の回のチケットは14日より、ウェブ予約、窓口で販売。詳細はホームページで確認できる。