武蔵野美術大学(小平市小川町1)で現在、優秀作品展が開催されている。
1949(昭和24)から続いている同展。同大学の造形学部卒業制作と大学院修了制作で、優秀賞を受賞した作品約100点を一堂に展示する。
見どころは、学生ならではの鋭い造形感覚で作り上げられた美術・デザインの幅広いジャンルにわたる多彩な作品群をはじめ、美術館全体を使った展示など。吹き抜けになったアトリウムには彫刻などの立体作品が並び、館全体の空間を生かした展示が並ぶ。
「当館は全展示無料となっており、どなたでも会期中何回でもご来館いただける美術館。本展は学生生活の集大成でもあり、大学を代表する作品でもある。若いアーティストとして世に羽ばたこうとしている作品を、これから本学への入学を考えている方や在学生はもちろん、一般の方々やデザイナー、アート関係の方々まで見ていただければ」と同大学広報担当植松さん。
開催時間は10時~18時。日曜休館。入無料。4月25日まで。