国立駅近くの木造民家を改装した畳敷きの画廊「ギャラリービブリオ」(国立市中1、TEL 042-511-4368)で9月13日から、「夢の入り口、それとも出口? 久保田昭宏 写真とコラージュ展」が開催される。
久保田昭宏さんは 1962(昭和37)年生まれの写真家・コラージュ作家。骨董(こっとう)屋・古本屋で見つけてきたオブジェや生活用品、ポストカードや古雑誌からの切り抜きをコラージュ的に組み合わせた「夢にも似た、どこにもないのにどこかで見たような情景を描く写真とコラージュ」約40作品を展示する。
「4月に開催した山田勇男さんの細密画展を、久保田さんが見に来られた。自身の作品世界に合った会場を探していた久保田さんと、畳敷きの画廊に合った表現者を探していた画廊主が出会い、当企画が誕生した」と店主の十松さん。
「夢の中で思わぬ場面に思わぬものや人が出てくるように、見てくださった方が心の片隅で忘れられていた何かに気付いたり、ばらばらだったものたちが結び付いたり、そんな『化学変化』が起こるとうれしく思う」と久保田さん。
開催時間は11時~19時(初日は13時~、最終日は17時まで)。入場無料。今月16日まで。