ジェイアール東日本企画(渋谷区)は、中央線の高架下スペースを活用したサイクルシェアシステム「スイクル」を11月3日から武蔵境駅などで展開している。
同システムではSuica、モバイルSuica、PASMOなどを会員証として自転車を貸し出す。現在、中央線武蔵境駅・東小金井駅に隣接した高架下、東京農工大学博物館前の3カ所に自転車の貸し借りができるポートを設置。どこのポートでも自転車のレンタル・返却ができる。20インチ3段変速の専用自転車200台が用意されている。
定期利用(2,500円/月)、一時利用(100円/最初の30分、以降1時間ごとに100円追加)、ビジター利用(500円/日)がある。支払いはSuicaなどのほかに、現金・クレジットカードが利用可能。11月30日までは、会員登録すれば無料で利用できる。
「鉄道沿線の街の回遊性を高め、沿線の価値向上を期待している。また、自転車をシェアすることで、駐輪スペースをより有効に活用できる」と同社メディア・コンテンツ推進センターの手老(てろう)さん。
サービスの提供は24時間、無休。会員登録方法などサービスの詳細はホームページで確認できる。