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大阪発のカフェ「雪ノ下」立川店、開店から2カ月-現在も行列続く

平日の開店前にも行列ができる

平日の開店前にも行列ができる

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 立川に4月オープンしたパンケーキ・かき氷のカフェ「雪ノ下」(立川市高松町3)に、2カ月たった現在も行列が続いている。

「愛媛産レモン」のパンケーキと人気No1の「九州産デコポン」のかき氷

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 雪ノ下は大阪・梅田に本店があり、立川店は5店目。東京では昨年11月にオープンした銀座に続き2店目となる。パンケーキのイメージに合う場所を探し、フランチャイズ店である同店のオーナー高橋淳一さんの「地元の立川でオープンしたい」という思いもあり、開店に至った。

 メニューは地域性を考え、京都店と同じメニューを提供。全国から季節に応じてこだわって作られる果物を探し、決まった農家6~7つほどから各店がそれぞれ仕入れを行う。フレンチトーストで使うパンなどは、各店それぞれが近くのおいしいパン店を探す。

 「パンケーキとかき氷」を掲げる同店。「かき氷は夏に食べるものというイメージもあるが、秋から冬は氷も溶けにくく果物もおいしいのでおすすめ」と立川店店長の金澤友輔さん。かき氷は2~3週間ごとに限定商品を用意し、現在は「九州産デコポン」や愛媛怒和島・岡野農園のみかんを使った「カラマンダリン」(各800円)などが楽しめる。

 「九州産デコポン」を注文した30代女性は「果物の味がしっかりとしていて濃厚。かき氷は氷が溶けるとともに味が薄くなるイメージがあったが、それが全くないので驚いた」と話す。金澤さんは「これまでの限定品では、キウイのみを生産する浜松・伊沢農園のキウイ氷も人気だった。あとはパンケーキ、かき氷共に定番のいちごメニューが人気」と話す。

 客の9割は女性。平日でも開店時と16~17時頃は混み、10分で満席になるという。比較的すいているのは、客が入れ替わる平日の12~13時か14~15時ごろ。開店前に先頭に並んでいた40代女性は「銀座の方が近いけど混んでいる。こちらならすいているかなと思い、イケアとセットで来た」、武蔵村山在住の40代夫婦は「パンケーキが好き。銀座は遠いし立川にできたということですぐに来た」と話す。

 高橋さんは「こだわった季節の新鮮な果物をかき氷とパンケーキに使っている大人のカフェ。気軽に遊びに来てもらえれば」と呼び掛ける。金澤さんは「他の店は遠くから来るお客さんも多いが、ここは近くにお住まいの方が来られることが多い。地域に密着した、地域に愛される店になっていけたら」と意気込む。

 営業は月曜~金曜=11時~21時、土曜=10時~21時、日曜・祝日=10時~20時。ラストオーダーは閉店の40分前。木曜定休。

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