国分寺で「宇宙とつながる日」 宇宙ステーションの油井飛行士と交信

油井亀美也(きみや)宇宙飛行士 提供JAXA/GCTC

油井亀美也(きみや)宇宙飛行士 提供JAXA/GCTC

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 東京経済大学「100周年記念館」(国分寺市南町1)で8月7日、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士と交信できるイベント「宇宙とつながる日 油井宇宙飛行士と話そう」が開かれる。主催は国分寺市と武蔵野市、三鷹市、小金井市、国立市の共同実行委員会。現在各市の小中学生の参加者を募集している。

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 国分寺市は1955(昭和30)年に日本初のペンシルロケット発射実験が行われたことから、「日本の宇宙開発発祥の地」といわれている。実験から60年目の今年、「宇宙やロケットを身近に感じられる企画を」と開催に至ったという。

 当日はJAXA名誉教授の的川泰宣さん、国立天文台教授の阪本成一さんらがISSの仕組みや宇宙飛行士の仕事、日本初のロケットなどを解説。その後、ISSに滞在している油井亀美也(きみや)宇宙飛行士とリアルタイムで交信する。子どもたちから油井さんへの質問コーナーも設ける。イベントの様子はインターネットでライブ配信を行う他、サテライト会場でも見ることができる。

 同市では今月23日12時~15時、油井さんがソユーズからISSに搭乗する様子もパブリックビューイングで中継する予定。場所はセレオ国分寺9階インドアガーデン(南町3)。

 「日本の宇宙開発を支えていた技術者・開発者たちの挑戦と志を多くの方に知っていただくとともに、現在の到達点を肌で感じて、さらに未来に思いをはせる機会となればと思う。ワクワクする宇宙体験で、夏の最高の思い出を作っていただければ」と同市市政戦略室の清水さん。

 開催時間は18時~22時のうち2時間。対象は各市在住・在学の小中学生とその引率者で、各市100組ずつ募集。応募多数の場合は抽選。申し込みは同市市政戦略室が電話かメールで受け付ける。締め切りは7月27日12時。

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