武蔵村山でモニターツアー 機織りや染め物体験、村山かてうどん作りも

第1弾ツアーの様子。狭山丘陵でミカン狩りを楽しんだ。

第1弾ツアーの様子。狭山丘陵でミカン狩りを楽しんだ。

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 武蔵村山市が現在、市内の名所や伝統文化などを体験してもらう「武蔵村山の魅力体験日帰りモニターツアー」の参加者を募集している。

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 街の魅力を向上させ、新たな人の流れをつくることを目指す「武蔵村山の魅力づくり推進事業」の一環で開催される同ツアー。同事業では、地域資源を生かした新鮮で感動的な体験の提供を通じ、参加者に情報発信してもらう仕組みを構築するため、同市の魅力を発見し発信する「魅力教え隊」や発信者を育成する「魅力マイスター制度」の整備にも取り組む。同市秘書広報課の岡野さんは「同ツアーが魅力教え隊として武蔵村山の魅力を発信していただくきっかけになれば」と話す。

 現在、参加者を募集しているのは2コース。1月14日・15日に開催される「村山大島紬(つむぎ)の機織り・染物体験と東京狭山茶を味わう旅」コースでは、同市の伝統文化「村山大島紬」の機織りや染め物を体験できるほか、茶畑見学の後、おいしいお茶の入れ方の手ほどきも受けられる。応募締め切りは12月26日(消印有効)。

 1月28日と2月25日に開催される「村山かてうどん作り体験と村山温泉かたくりの湯の旅」コースでは、小麦畑で麦踏みを体験した後、村山かてうどん作りに挑戦。地下1500メールからくみ上げた天然温泉「村山温泉 かたくりの湯」(武蔵村山市本町5)にも訪れる。応募締め切りは1月16日(消印有効)。

 対象は「ツアーで体験した武蔵村山の魅力を発信していただける人」。情報発信の方法はSNSや、口コミ、井戸端会議などで、居住地や年齢は問わない。

 今年11月に行った第1弾ツアーでは、狭山丘陵でのミカン狩りや、軽便鉄道跡トンネル群を活用した 「むらやま灯籠トンネル」で光と音楽の演出を楽しんだ。参加者からは「また開催してほしい」といった声が多く寄せられ好評を博したという。「今回は武蔵村山の伝統文化や匠(たくみ)の技を体験していただき、魅力を伝えていただけたら」と参加を呼び掛ける。

 定員は各日20人。参加無料。申し込みは、同事業ホームページ、ファクス(FAX 042-521-5558)、郵送で受け付ける。応募多数の場合は抽選。

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