国立の酒店が「くにたちビール」販売開始-通常の3~5倍のモルト使用

大学通りや矢川緑地などの豊かな緑、市の鳥「シジュウカラ」、市の木「イチョウ」をモチーフにデザインされたラベル

大学通りや矢川緑地などの豊かな緑、市の鳥「シジュウカラ」、市の木「イチョウ」をモチーフにデザインされたラベル

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 和洋酒を扱う広島屋(国立市富士見台1、TEL 0120-727-933)は7月10日から、「くにたちビール」の販売を開始した。

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 「東京でありながら緑が多く非常に住みやすい国立にぴったりなビールを作りたい」(同店担当者)との思いから、昨年12月よりくにたちビールの企画を始めた。醸造は、ビールの古式製法である「ビン内醗酵」「ビン内熟成」による方法で、日本で初めて酒造免許を取得した新潟ビール(新潟市)が担当。「この製造法はドイツやベルギーで昔から行われている方法。ドイツやベルギーも国立のように街並みがきれいで歴史がある国。そういった共通点からもこの手法を取り入れることにした」(同)。

 同ビールは、通常のビールの3~5倍のモルトを使用。熟成も通常1カ月程度のところを4カ月の期間をかけたプレミアムビール。「吟味した材料を使用しそのうえ時間をかけて作る国立ビールは、深いコクがありそれでいてまろやかで飲みやすい」(同)ビールとなった。

 ラベルのイラストは国立で長く制作活動を行ってきた植田真さんが担当。植田さんは、絵本や書籍の挿画、装画、広告の分野で幅広く活躍している。「今までの『国立ご当地商品』のイメージにとらわれず、新しい国立の街のイメージをラベルで表現することを意識し、大学通りや矢川緑地などの豊かな緑、市の鳥「シジュウカラ」、市の木「イチョウ」のモチーフを入れた」(同)。

 「10日の発売以来すでにリピーターができるほど好調な売れ行き。女性はラベルに注目して購入される人が多く、男性は特に海外ビールが好きな人がリピートされている傾向がある。ビールの味を知っている中高年の方はもちろんのこと、若い人にもたくさん飲んでいただきたい。もちろん、国立市民にも多く飲んでいただきたいが、市外の人にもビールを通じて国立の街をイメージしていただければ」とも。

 価格は398円。同店の営業時間は9時~21時(日曜は9時~20時30分)。水曜定休。

「SO-ZO国立」記念ボジョレ・ヌーボー、一橋大学生がラベルデザイン(立川経済新聞)3年連続金賞受賞、伊勢の地ビールが「父の日」で売り上げ伸ばす(伊勢志摩経済新聞)ボジョレ・ヌーボー解禁に合わせ長期熟成ビール限定販売(ヨコハマ経済新聞)広島屋新潟ビール

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