立川市は現在、同市内の農家の農作業を手伝う「援農ボランティア」を募集している。
立川市内には、約400戸の農家が野菜や果物の栽培、植木生産などの都市型農業を営んでいるが、慢性的な人手不足に悩んでいる。ボランティアは登録制で、市内の農家から依頼があった時にあらかじめ登録している人を紹介する。現在30~60代を中心に約80人が登録しており、そのうち60人程度が実際に農家の元で農作業の手伝いをしている。
「作業としては農産物の収穫や除草作業の手伝いなどが中心。中には5年以上ボランティアをやってプロの農家並みの作業ができるようになる人もいらっしゃるほど。普段デスクワークをしている人が援農ボランティアに参加して健康になったという人や農業の魅力にとりつかれて自分で土地を買って実際に始めた人も」(同市産業振興課の桜井さん)。
さらに、「家庭菜園やガーデニングとは違ったプロの農作業を体験できる機会はめったにないし、何よりも農家の人々が喜ぶ姿を見てやりがいを感じることもできる。農業に触れてみたいと感じている人に幅広く参加していただければ」(桜井さん)とも。
援農ボランティアの対象は、農業に関心があり、週1~2日程度の活動が可能で健康な人(立川市外在住者、未経験者も可)。問い合わせは同市産業振興課(TEL 042-528-4318)まで。
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