くにたちカードが「スイカ」「パスモ」利用の新カードに-幅広い活用を促進

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 国立市商工会(国立市富士見台)は1月22日からポイントカード「くにたちカード」を交通系ICカード「スイカ」「パスモ」を利用した新カードに移行する。

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 「従来のくにたちカードが製造中止になり常時供給できなくなったことから、『くにたちカードリスタート計画』を立ち上げた。市民を交えてさまざまな検討を重ねた結果、コスト面なども考慮し、国立市民のおよそ80%が使用している交通系ICカードを活用することが最適と考えた」(同商工会の猪俣さん)。

 新カードは従来のカードと同様、ポイントは、加盟店での買い物100円ごとに1ポイントがICカードに加算され、ポイントは加盟店でのみ1ポイント1円で買い物に使用可能。ポイント数に応じて景品を交換することもできる。

 併せて、牛乳パックのリサイクルなど定められた資源回収に参加した場合もポイントを加算する「エコポイント」は新カードでも実施。商店会などが主催する特別イベントや催し物などでも活用する。高齢化で人手が足りない市内のイベントでボランティアとして参加した場合にも、「ボランティアポイントとしてポイントを付与する予定」(同)とも。

 電子マネーとしての使用はできないため、ポイントで電車やバスを利用することはできないが、「現在180ほどの加盟店があるが、今後も市内のさまざまな業種・業態で加盟店参加を促進する。身近な交通系ICカードを使って、国立市内でのショッピング、エコ活動、ボランティア活動などを楽しんでいただきたい」(同)と話す。

 従来のくにたちカードのポイントはスイカ・パスモに移行して、今後も使用可能。切り替えの手続きは、市内数カ所で22日以降に実施する。

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