
「FSXアリーナ(くにたち市民総合体育館)」(国立市富士見台2)で10月4日、オリンピック金メダリストを招いたフェンシングイベントが開かれる。主催はFSX(泉1)と国立市。
同社は、今年4月に市内の公共施設「くにたち市民総合体育館」と「市民芸術小ホール」のネーミングライツを取得。愛称はそれぞれ「FSXアリーナ」「FSXホール」となり、公共施設への命名は国立市で初の試みとなる。今回のフェンシング体験教室は、その記念事業の第1弾として企画された。
当日は2部で構成。第1部では、パリオリンピック・フルーレ団体で金メダルを獲得した飯村一輝選手をはじめ、国際大会で活躍する飯村彩乃選手、山口改選手、U23~U17日本代表コーチの山口徹さんを迎え、パネルディスカッションやデモンストレーションを行う。第2部では小中学生を対象に実際にフェンシング用具を使った体験教室を開き、フットワーク練習や「スマートフェンシング」を楽しめる。最後には選手との写真撮影やサイン会も予定する。
同社はこれまで、フェンシングの全国大会や東京・パリ両オリンピックで抗ウイルス「VBおしぼり」などを提供し、日本代表を支援してきた。
同社広報の加藤道子さんは「第1部のパネルディスカッションでは、飯村選手の父親も交えて、夢をかなえるための努力やスポーツと勉強の両立についての話や、パリ五輪の裏側の紹介など、フェンシング好き以外も楽しめる。第2部では世界トップに立つ選手たちの姿や本物の剣に触れる体験を通じて、子どもたちに夢や目標に向かう楽しさを感じてもらえたら」と話す。「このイベントのテーマは『本物に触れる』。一流選手との貴重な機会に参加していただければ」と参加を呼びかける。
対象は、第1部=国立市内在住・在学・在勤者、定員150人、第2部=国立市内在住・在学の小中学生、定員50人。申し込みは9月27日18時まで受け付ける。