国分寺で「地域連携フォーラム」-地域活動参加のきっかけに期待

昨年行われた第3回フォーラムの模様

昨年行われた第3回フォーラムの模様

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 国分寺の東京経済大学(国分寺市南町1)で4月18日「第4回東京経済大学・国分寺地域連携フォーラム」が開催される。

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 同フォーラムは、国分寺地域の経済・産業・文化の発展と振興、学生の教育ニーズを充実させることを目的に2004年に設立された「東京経済大学・国分寺地域連携振興推進協議会」と東京経済大学が主催するもので、2006年より毎年開かれている。横のつながりを強め、地域の活性化を目指す。

 4回目となる今回のテーマは「地域の担い手大集合・国分寺のまちづくりの担い手に期待するもの」。第1部の基調講演ではNPO法人「NPOサポートセンター」理事長・法政大学法学部教授の山岸秀雄さんを招き、産官学が連携している他地域の自治体の活動事例のほか、さまざまな分野で活動している市内の団体の活動状況も紹介する。

 第2部は、各分野で活動し地域振興に貢献している団体からゲストを招きパネルディスカッションを行う。コーディネーターは同大学経済学部教授の福士正博さん、ゲストは、同市が保有する「武蔵国分寺跡」で「おもてなし事業」として休憩スペースの提供とカレー販売を行う「屋台畑」代表の高浜洋平さん、「ジャズのまち国分寺推進実行委員会」委員長の西村彰さん、障害者の就学支援や地元のわき水を使ったせっけん作りを行うNPO法人「AnnBee」理事の山内敦さん、市を挙げて行われている音楽イベント「T-SOUL」実行委員会会長の三田村正俊さん、子育て支援の分野からNPO法人「冒険遊び場の会」理事の中村祐子さん、都市型観光活動を展開する「むさし商興会」総務であり音楽プロデューサーでもある野口眞一郎さん。それぞれの活動内容を報告するほか、参加市民を交えての質疑応答、意見提出なども行う。

 1部と2部の間には、ジャズ文化の栄えた同市ならではのユニークなイベントとして、ジャズバンドとボーカリストを招きミニジャズコンサートも開く。

 同市政策経営課の豊田さんは「今年は土曜日の開催で比較的参加しやすいと思うので、多くの市民の皆様に集っていただき、まずは各ジャンルの団体が地元でどのような活動を行っているのかを知っていただきたい」と話す。「来場された方がいずれかの内容に興味を抱き、地域振興の活動に参加するきっかけになれば」とも。

 開催時間は13時30分~16時50分。参加無料。先着300人。

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