東久留米の畑で「トウモロコシ収穫体験」-国立ファームが初企画

トウモロコシ収穫体験が行われる東久留米の畑

トウモロコシ収穫体験が行われる東久留米の畑

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 国立ファーム(国立市中1)は6月13日~7月12日の毎週土曜・日曜、東久留米市の同社契約農家の畑で「生で食べられるトウモロコシ」の収穫体験を実施する。

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 同社は、農作物の生産から流通までの工程を一貫して管理する農業ビジネスを展開し、ソフト・オン・デマンド元社長の高橋がなりさんが社長を務める。現在、国立市内と渋谷区恵比寿にレストラン「農家の台所くにたちファーム」を運営。初の試みとなる今回の企画については、「お客さまにレストランという枠を超え農業を知ってもらう機会を作ろうと考えた」(同社広報担当の大河内さん)。

 今回トウモロコシ収穫を体験するのは、東久留米市の同社契約農家篠宮さんの畑。「篠宮さんは、現在39歳若手の農家でありながら水菜の土耕栽培を主軸にしつつ、新しい栽培法を模索している方。今回は当社から篠宮さんに依頼して今回の企画にご協力いただいた」(同)。「鮮度が大事なトウモロコシは24時間で糖度が半減する。東京都内で、もぎたて数秒で甘いトウモロコシにかぶりつける機会はなかなか体験できない」(同)ことから、「1カ月も前から予約申し込みが入り、もうすでに定員の8割が埋まっている」(同)という。

 「食育として家族で参加したり、若い女性が農業体験を兼ねて参加したりと応募者もさまざま。篠宮さんも、直接お客様と触れあえる機会はなかなかないので、この企画を楽しみにしている。気軽に参加していただければ」(同)とも。

 各日1日6回の収穫体験を行う。参加費は、お茶代として1人=100円(コーン茶レシピ付き)。もぎとり価格は、1株の1番果(A品)、2番果(B品)セットで300円。参加申し込みはメールで受け付ける。なお、すでに予約状況が当初の予定の8割に達したので、現在は募集枠を増やしている。

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