FMたちかわで新番組「東京ウェッサイ」-東京の西側からアイデンティティー発信

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 FMたちかわ(立川市曙町2)で10月9日から、新番組「東京ウエッサイ」がスタートする。

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 同番組は、東京R不動産を運営するスピークの籾山真人さん(立川市出身)、セントラルラインエデュテイメントデザイナーの酒井博基さん(国分寺市在住)、一級建築士の古澤大輔さん(立川市出身)らが運営。「番組を企画したのは、郊外型の商業地域における構造的な問題に対する問題解決のプロトタイプをつくりたいと思ったのがきっかけ」と籾山さん。

 「東京ウェッサイ」のネーミングは、TOKYO WEST SIDE(=東京の西側)を意味する。「週末の立川駅はにぎわうが、ひとたびデッキを降りるとそこに人の流れはない。駅周辺の成長の一方で、中心市街地の空洞化の現象が進行している。都心で手に入るものが、立川ですべて手に入る状況となった一方で、立川でしか手に入らないものがなくなりつつあり『立川のアイデンティティー』のようなものは年々薄れつつあるのではないかという問題意識を持ち、ネーミングにも東京の西側からアイデンティティー、もしくはカルチャーを発信したいという思いを込めた」(同)。

 番組内容は、レギュラーコーナーとして「ようこそウエッサイ」、隔週の企画コーナーとして「立川空想不動産」「やさいのラジオ」「みんなでつくる『東京にしがわ大学』」「こちら『立川経済新聞』です」、特別コーナーとして「ザ・プーチンズの街角相談室」。それぞれ立川エリアをメーンに活動するプロジェクトなどが担当する。「地域密着型のラジオを通じて、まずはユニークな取り組みを紹介し、まずは知ってもらいたい。そして、同じ思いを持ちながらもバラバラに活動していた人が、互いの存在を知り、歩み寄ることで、また新しい取り組みが始まる。そんなすてきなことが街中で展開されるような双方向型のソーシャルメディアを目指している」(同)。

 「地域に愛着のある人だけでなく、社会的に意義があって、すごくユニークな取り組みをしているにもかかわらず、発信する場所がないと感じている人に聴いていただければ」(同)とも。

 放送は毎週金曜19時~20時。アレアレアラーメンスクエア前サテライトスタジオから生放送する。

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