国分寺の帽子デザイナーが「安全帽子」提案-衝撃吸収材を装着

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 国分寺の帽子デザイナーが手がけるブランド「imeka(イメカ)」が、頭を保護するための安全帽子の取り扱いを始めた。

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 同ブランドは、波佐間明美さんが2005年に立ち上げた帽子ブランド。波佐間さんは、文化女子大学大学院修士課程修了後、文化女子大学の教員を経てフリーのデザイナーに。さまざまなコンテストで多数の受賞歴を持ち、展示会を年2回開いている。

 今回は、衝撃吸収材を装着した安全帽子を提案。衝撃吸収材は、厚さ5ミリの3層構造で軽く通気性に優れているメッシュタイプの素材。愛知県警西署とユニチカテクノスが事故時の衝撃を和らげるための安全帽子として共同開発したものを使用する。

 「衝撃吸収材は、高齢者の事故が多発していることを受けて開発された素材。転倒の時のけがのリスクを軽減させるためにも、安全帽子の普及につながればと考えている」と波佐間さん。

 安全帽子はすべてオーダーメード。「imekaの全ての帽子のデザインに対応しており、衝撃吸収材が見えないように帽子の裏地と表地で挟んだり、帽子の内側に装着したりすることができ、見た目には安全帽子であることが分からないように作り上げる。高齢者用はもちろん、子ども用のサイズに作ることも可能」という。

 オーダーはECサイトで受け付ける。

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