JR中央線西国分寺~立川間で高架化工事-国分寺~立川間が大幅運休に

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 11月6日21時30分ごろから翌7日6時30分ごろまで、JR中央線西国分寺駅~立川駅間(西区間=約3キロ)で仮上り線から高架上り線への切り替え工事が行われる。

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 現在、JR中央線三鷹駅~立川駅間(約13キロ)では、東京都の都市計画事業として連続立体交差事業を進めており、今回の工事は同事業の一環。今回の工事終了後は、国立~立川間の踏切5カ所が廃止され、昨年実施された東区間(三鷹~国分寺間)高架化切換工事と併せ、全区間18カ所の踏切がすべて廃止されることとなる。

 この切り替え工事に伴い、工事時間帯は一部の列車を除き、東京発20時30分頃以降に発車する下り列車は「国分寺(一部武蔵小金井)行き」、高尾発20時50分ごろ以降に発車する上り列車は「立川行き」となり、国分寺~立川間の列車が大幅に運休に。快速列車は東京~国分寺間、立川~高尾間で、それぞれ折り返し運転を行う。

 6日は、東京~高尾間は、東京発20時30分ごろから22時10分ごろまで下り列車は国分寺行きになるが、一部の列車が立川方面へ約15分~25分間隔で直通運転。国分寺~西国分寺間では、21時30分ごろから0時00分ごろまで上り線を使用して約25分~30分間隔で折り返し運転を行う。西国分寺~立川間では、立川発21時10分ごろから0時00分ころまで上り列車の運転がなくなるが、国分寺~立川間では、23時40分ごろから終電まで下り線を使用して約35分間隔で折返し運転を行う。国立駅へ向かうには、21時30分ごろから西国分寺と立川からバス代行輸送を利用することができる。

 翌7日は、国分寺~西国分寺間では、初電から6時00分ごろまで上り線を使用して約20分~30分間隔で折り返し運転を行う。西国分寺~立川間では、初電から6時40分ごろまで上下線とも、列車の運転を行わない。

 工事時間帯に工事区間を通過予定の特急列車は、立川または八王子での始発着となる。特急「成田エクスプレス」号は新宿~高尾間が区間運休となる。

 この工事により下り約3万4,000人、上り約1万7,400人、合わせて約5万1,400人の足に影響が及ぶ見込み。JR東日本八王子支社担当者は「工事時間帯に西国分寺~立川間を通過する際には、武蔵野線・南武線のう回ルート、他の輸送機関への振替乗車、バス代行などを利用することをお願いしたい。いずれも大変な混雑や相当な時間がかかることが予想されるので、できるだけ工事時間帯を避けていただければ」と話す。

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