一橋大学の学生団体「一橋大学広告研究会(HASC)」が11月22日、国立の飲食店を紹介するクーポンマガジン「Kunico」を発行した。
「国立にある数多くある魅力的な個人店を紹介することが目的。ただ店を紹介するだけではなく、店主のお客さまに対する思いなども引き出した」と同団体副代表で2年の佐谷さん。「近年は、学生が学生以外の人と関わる機会は減っており、『近頃の若者はコミュニケーション下手』とも言われている。そうした学生に、当誌を通じて国立の店の方と関わりを持つことで一歩踏み出すきっかけを与えたい」。
同誌の発行は今回が3回。企画から営業・制作まで、全て自分たちで手がける。「制作費は店からの広告費と協賛企業からの広告費とで半分ずつ賄っているが、広告費が安いということもあり、店にも多数協力していただいる。今回は21店舗を掲載できた」。今回はジャズバーなどを特集する。
「国立の飲食店全店が協力してくれるような冊子になればうれしい。国立は立川と国分寺に挟まれている小さな街だが、外からやってきて気軽に途中下車してくれる人が増えてくれれば」とも。
年2回発行。部数は2,000部。一橋大学内で無料配布中。