アーキネット(渋谷区)が現在、国分寺市泉町でコーポラティブハウスの計画を進めている。
コーポラティブハウスとは、入居希望の数世帯が共同で建てる集合住宅のこと。同社は、建築家と入居者の仲介となりコーポラティブハウスをプロデュース。「コーポラティブハウスは、購入住宅と比べ割安で入居者の好みに応じた住居が手に入るというメリットがあり、さらに建築家が手がけることで住居としての居心地はもちろん、街並みにも魅力を与えることができる」と同社担当の松島さん。
「人気のある中央線沿線ではこれまでに吉祥寺、西荻窪、荻窪などで多数のコーポラティブハウスを企画してきた。特に国分寺や国立地域での要望が多く、その声にお応えできるように土地を探していたところ、環境や立地条件の良さが凝縮された場所を国分寺で見つけることができた」という。
今回募集するのは6戸。シンプルなメゾネット形式の住戸構成とし、高台の眺望や多方向からの採光・通風を全ての住戸が受けられるよう配慮した。「ターゲットは子育て世代。周辺の豊かな自然環境とともに、子どもらしく育てていきたいと考えている家族をイメージしている。家族の成長や家族のつながり方の変化に合わせて長く使っていける設計を考えているので、いろいろなバリエーションに対応できる柔軟な計画にしている」
各住戸の専有面積は約75平方メートル~約87平方メートル。想定予算は4,145万円~5,600万円。物件の詳細は同社ホームページで確認できる。