立川市と立川市商店街振興組合連合会は2月25日、2010年度の「輝く個店」として5店舗を決定、市長室で表彰式を行った。
「輝く個店振興事業」は、商店街にある個店の魅力をさまざまな視点から審査し表彰。表彰された個店を市内外にPRすることで、商店街へ足を運ぶきっかけをつくり、商店街全体の振興に結びつけることを目指す事業。今回で3回目。
「本年度は、日頃市内の店をご利用いただいているビジネスマンとOLの方々から推薦いただいた市内の約170店舗の厳選された個店の中から候補となる店を選出した後、中小企業診断士や関係行政職員、商店街の代表などで構成される審査会で『輝く個店』を決定した」(同事業担当者)
飲食業部門では、グランプリに懐石料理店の「無門庵」(立川市錦町1)、準グランプリにフランス料理店の「シェタスケ」(曙町1)、物販・サービス業部門では、グランプリにチーズの販売と喫茶を展開する「サロンド・テ チーズ王国」(栄町4)、準グランプリには立川名産のうどを使用したお菓子などを製造・販売する「武蔵野菓子舗花奴 本店」(高松町1)が、それぞれ輝いた。審査員特別賞にはコーヒー豆や器具を販売する「珈琲夢職人」(羽衣町2)が選ばれた。
同担当者は「輝く個店に選ばれた店舗にはオリジナルの旗も進呈する。その旗を目印に多くの方に足を運んでいただければ」と話す。