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絵本「がまくんとかえるくん」 立川「PLAY! MUSEUM」で作者日本初の展覧会

絵本「がまくんとかえるくん」

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 立川グリーンスプリングス(立川市緑町)内の「PLAY! MUSEUM」で1月9日、絵本「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念「アーノルド・ローベル展」が始まった。

はじめにストーリーを作り、絵を描くスタイルのアーノルド・ローベルのスケッチ

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 絵本「がまくんとかえるくん」シリーズは、深い友情で結ばれた2匹のカエルのユニークなストーリー。日本でも小学2年生の教科書に採用され、初版から半世紀を経た今も世界中で人気を誇る。

 作者は、1933年生まれのアメリカを代表する絵本作家、アーノルド・ローベル。54歳で亡くなるまでの短い創作期間で100冊もの絵本を出版。同展は、エリック・カール絵本美術館との共同企画で、「がまくんとかえるくん」を中心とする約30冊の絵本を、国内初公開の原画やスケッチ200点と共に紹介。併せて、アニメーション作家の加藤久仁生さんが創作した「がまくんとかえるくん」の日常を描いたオリジナル新作アニメーションも特別上映する。

 同館企画プロデューサーの草刈大介さんは「通常の絵画の展覧会は本物のオリジナルの絵画を見せるのが目的だが、絵本の展覧会ではあくまでもオリジナルは絵本。オリジナル作品を展示せずに展覧会を開くことは難しいが、今回はアーノルド・ローベルの展覧会開催が日本初となるため、物語と絵をしっかり読んで見てもらうこと、作家本人のことを知ってもらうことを狙いとして展示を企画した」と話す。

 特典として、来館者に特製封筒入りオリジナルカードを進呈。2月中旬からは物語をモチーフとしたクッキーも予定している。併せて、展覧会図録やオリジナルグッズも販売。併設のカフェでは、「がまくんとかえるくん」のイラストが入ったサンドイッチやカフェラテなどのオリジナルメニューも提供している。同館上階の屋内広場「PLAY!PARK」でも関連のワークショップを開催。

 開館時間は10時~18時。入館料は、一般=1,500円、大学生=1,000円、高校生=800円、中・小学生=500円ほか。未就学児無料。3月28日まで。

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