いずみホール(国分寺市泉町3)で7月6日、第6回目の国分寺チャリティー上映会「支援金シネマダイアログ」が開催される。
企画・運営はオフィスカレイド(国分寺市新町2)。同企画は、5月から「地球交響曲」シリーズ全7作品を7日に分けて順に上映。「配給元が東日本大地震被災者支援のためのチャリティー企画を用意し、リーズナブルな上映会の映画料を設定してくれたため、より多くの方にご覧いただける企画を用意した」と同社の山本さん。「会場誘導、受付、支援金ボックス作り、呼び掛けなどはボランティアを募集し、単に義援金などお金を払うだけではなく、参加する、見る、呼び掛ける、そして支援を続けるといったアクションを通じて支援活動を行っている」
これまで上映された5作品を通して521人が来場し、支援金は24万4,563円が集まった。「来場者として、ボランティアスタッフとして、たくさんの方々が関わり、回を追うごとに上映会が育っているように感じている。テーマとして掲げた『微力をつなげて、大きな力に。』が形になってきたと実感している。集めた支援金は、被災地の目の行き届かないニーズに応えた活動をし続けている団体、グループに全額届けたい」と山本さん。
今回は「地球交響曲第六番」を上映する予定だが、同映画の出演者であるディジュリドゥ奏者のKNOB(ノブ)さんによる特別演奏も予定する。ディジュリドゥはオーストラリアの先住民であるアボリジニの金管楽器で地球最古の楽器ともいわれているもの。縄文時代から伝わる日本古来の石笛も演奏するという。「KNOBさんは、この企画を知ってくれてボランティアでのゲスト出演を申し出てくれた。当日はぜひ楽しみしてほしい」と山本さん。
開催時間は19時~。入場料は500円(当日1,500円、うち1,000円は支援金)。先着300人。予約は上映前日の17時まで。申し込み方法はホームページで確認できる。「事前予約制なので電話などで空き枠を確認してほしい」という。