ビジネスホテルチェーン「東横イン」（大田区）は4月17日、｢東横INN立川駅北口｣(立川市曙町1、TEL 042-521-1045)をオープンした。

　同社が中央線沿線に拠点を開くのは今回が初。「立川は多摩地区の主要都市。新宿や東京へのアクセスも便利で多くのビジネスマンの需要が見込めると考えた」と同社広報担当の藤井さん。

　JR立川駅北口から徒歩6分の立地に位置し、12階建て。客室数は185室。障がい者や高齢者が利用できるよう、室内をバリアフリーにした「ハートフルツインルーム」も1室用意。同室には、洗面、トイレ、浴室にも手すりを備えるほか、車いすでも楽に出入りできるよう扉も引き戸にし、浴槽内には出入りをサポートする移乗台も備える。客室料金はシングルA＝5,980円、シングル＝6,480円、エコノミーダブル＝7,480円、キングダブル・ツイン・ファミリーツイン＝8,480円、デラックスツイン＝1万1,800円、ハートフルツイン＝8,480円。

　同ホテルでは地元スタッフを採用するなど、地域の雇用創出や再就職支援にも取り組む。｢平日はビジネスマン、週末は観光客の利用が多い。ゴールデンウイーク中は観光目的の家族や友人同士の利用が多く稼働率はほぼ100％だった。オープン当初から順調に客足を伸ばしている」と藤井さん。「『安心・快適・清潔な部屋』をリーズナブルな料金で提供し、地域密着型で地元に愛されるホテルを目指したい」とも。